LinuxのOSユーザーの登録と削除、そして、DBMSであるOracleのユーザー(スキーマ)の登録と削除について書きました。
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Linuxのユーザー登録・削除
Linuxとは
LinuxはUNIX系OSのひとつです。
ちなみに、リーナスさんが作ったOSだからリナックスと命名されました。
ユーザ登録のコマンドです。
useradd [オプション] [ユーザ名]
主なオプション
-u ユーザのIDを指定
-g ユーザのグループを指定
-d ユーザのホームディレクトリを指定
-s ユーザのログインシェルを指定(例:/bin/tcsh
参考サイト
https://eng-entrance.com/linux-command-useradd
このユーザ登録したあとにグループ追加やパスワード追加も良くします。
グループ追加コマンド
gpasswd -a [ユーザ名] [グループ名]
-aはオプション
です。
パスワード追加コマンド
passwd [ユーザ名]
エンターを押すとパスワード入力を求められるので入力した値がパスワードとなります。
業務においては、初めは初期パスワードを登録しておいて、使うユーザに「変更してね!」とお願いすることが多いです。
ユーザ削除のコマンドです
userdel [オプション] [ユーザ名]
主なオプション
-r (remove)ユーザのホームディレクトリも削除する
ユーザのホームディレクトリは
/home/ユーザ名
となっていることが多いと思いますので、対外は-rオプションを付けると思います。
ただ、稀に共有ディレクトリがユーザのログインシェルにすることもありますので
このときはこのオプションを付けてはいけませんよ。
皆使っているディレクトリが、アレレ、ないゾ・ないゾとなりますので(^^;
これがシステムで使っている重要なディレクトリだったら大騒ぎになるので要注意ですヨ
登録するときにコマンドを間違っても、迷惑するひとはいませんが、
削除するときにコマンドを間違うと、迷惑する人が発生する可能性があります。
削除するときは特に注意を払って作業しましょう!
とれるなら面倒くさいけどバックアップをとってやるのも良いですね!
参考サイト
https://eng-entrance.com/linux-command-userdel
・ORACLEのユーザ登録・削除
OracleはDBMSのひとつで、かなりのシェアを占めています。
プログラムがDBMSを読んで、テーブルに読み書きして画面に返す処理などで使用します。
ORACLEのユーザ登録
CREATE USER [ユーザ名] IDENTIFIED BY [初期パスワード]
業務においては、初めは初期パスワードを登録しておいて、使うユーザに「変更してね!」とお願いすることが多いです。
DEFAULT TABLESPACE とTEMPORARY TABLESPACEも普通は指定します。
権限付与
GRANT [権限名もしくわロール名] TO [ユーザ名]
登録するユーザは権限がなければ何もできません。
テスト環境などでなんでも好き勝手して良い場合は、管理者権限を持つロール「DBA」を与えたりします。
[UNLIMITED TABLESPACE]権限も良く与えます。
ですね。
あとは、
CREATE SESSION権限はセッションの権限です。
これも良く使う権限です。
ORACLEのユーザ削除
drop user [ユーザ名]
良く使うオプションはCASCADEですね。
CASCADEするとユーザ(スキーマ)内のオブジェクトも一緒に削除します。
じゃぁCASCADE指定せずdrop userしたらどうなるの?
それは、oracleエラーとなるのでご安心を!