プログラミング

【記号は5つ】フローチャートの書き方【初心者向け簡単マニュアル】

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フローチャートを覚えたら、プログラムが理解できるようになります。

理解できるとプログラミング楽しくなるので、スキルアップが加速します。

スキルアップすると年収アップにつながるので、欲しいクルマが買えるかも(^^

とは言え…

 

『フローチャートは簡単に書けるの?』
『フローチャートの記号の意味が知りたい』

こんな疑問に答えます。

フローチャートの書き方:【基本】箱の意味

フローチャートは、処理の流れを図で表現したもので「流れ図」とも呼ばれています。

流れ図ってナニ?
たろちゃん
たろちゃん
SEおっさん
SEおっさん
矢印で結ばれた箱や!
箱の意味を教えろや
SEおっさん
SEおっさん
箱は処理の内容やで!

箱に書いた処理を矢印の順に実行します。

そして、矢印の向きは上から下。

箱の処理を上から下へ滝が流れるように実行するから「流れ図」って呼ばれるワケです。

ちなみに、箱はボックスとも呼びます。

たろちゃん
たろちゃん
あっ、チョットわかってきた!
フローチャートの基本
  • 処理はボックスと呼ばれる箱に書く
  • 処理は上から下へ流れるように進む
  • ボックス同士を矢印で結んで順序を表現する
  • 処理の分岐はひし形の記号で表現する
  • 処理はシンプルに書く

フローチャートは『習うより慣れろ』です。

なぜかというと…

図で表現されてるので視覚的に、ある程度わかっちゃうからです。

では早速、フローチャートを見てください♪

【サンプルのフローチャート】

SEおっさん
SEおっさん
だいたい何をしているか
想像できますやろ

フローチャートの書き方も簡単です。

フローチャートの書き方
  • 記号を線でつなげる
  • 5つの基本記号を使う
  • 3つの構造を使う

これで、フローチャートは書けます。

といっても、まだピンと来ませんよね。

フローチャートの記号と構造をご説明します!



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フローチャートの書き方:5つの記号と3つの構造

プログラミングに必要なフローチャートの記号は5つだけです。

5つの記号を用いて、3つの構造を表現します。
シンプルな記号・構造なので誰でも簡単に理解できます。

5つだけなら
覚えれそうだ
たろちゃん
たろちゃん

フローチャートの書き方:コレだけ覚える5つの記号

フローチャートの記号は無数にあるのですが、頻繁に使用するものは5つのみ。
この5つさえ覚えておけばOKです。

SEおっさん
SEおっさん
5つ以外は、
無視してエエでぇ!

① 開始・終了の端子

長い楕円のボックス

プログラムの開始・終了を表す
フローチャートの最初と最後に必要

② 矢印/線

ボックスとボックスをつなぐ線

  • 業務や処理の流れに沿って、矢印/線でボックス同士をつなぐ
  • 基本的には上から下に矢印をつなぐ
    (下から上になっている箇所はループ)
③ 処理/プロセス

四角形のボックス


実際に行う処理や作業の種類を表します。
ボックス1つにつき、1つのみ表現します。
(複数まとめてしまうと、わかりづらくなる)

④ 条件/分岐

ひし形のボックス

  • ボックスの中に判断条件を書く
  • 判断結果をひし形の先端に書く
    (条件を満たす場合はYes、満たさない場合をNo)
  • ひし形の先端から他ボックスに線をつなぐ
    (判断結果に基づいて実行したい処理へ線をつなぐ)
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⑤ 繰り返し(ループ)

台型のような6角形のボックス

  • 繰り返しの処理を表現する 
  • ボックスの中に処理の繰り返しの条件を記入
    (条件分岐でもループを表現できる) 

フローチャートでは基本的に処理は上から下に流れるように進みます。
しかし、例外として処理が下から上に進む場合もあるのです。

そう、それが繰り返し処理!

同じ処理を繰り返すので、処理を下から上に戻らせる必要がある
というコトじゃ。

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記号は以上の5つです。コレさえ覚えれば基本はOK!

続いて、フローチャートの基本構造を説明します。

フローチャートの書き方:3つの構造

フローチャートの基本構造は3つのみです。

フローチャートの基本構造
  1. 順次構造
  2. 選択構造(条件分岐・IF文)
  3. 反復構造(繰返し・ループ)

5つの記号を3つの構造に当てはめて、フローチャートは作成されます。

もう一度、フローチャートを見てみましょう。

【サンプルのフローチャート】

SEおっさん
SEおっさん
おわかり頂けたかのぅ?
フローチャートは5つの記号と
3つ構造で作成されているんだね!
たろちゃん
たろちゃん


このように、フローチャートはシンプルで理解しやすいのが特徴です。

ひと通りの基本説明は終わりましたので、
冒頭でご紹介した【フローチャートの書き方】を、もう一度みて見ましょう。

フローチャートの書き方
  • 記号を線でつなげる
  • 5つの基本記号を使う
  • 3つの構造を使う

5つの記号を使って、3つの構造でボックスをつなげていけば良いだけ。
誰でも簡単にフローチャートは書けます。

あなたもフローチャート基本記号と構造を、是非マスターしてみてください。
フローチャートがサクサク書けるdraw.ioなどの無料ツールもありますよ。

簡単なフローチャート作成方法3つ【無料ツール/エクセル/手書き】

フローチャートの書き方:プログラミング化の実例

冒頭で、フローチャートは『習うより慣れろ』です。
とお伝えしました。

プログラムとフローチャートを見比べると、さらに理解が加速します。

フローチャートとプログラムを見比べると…
プログラム化するイメージがグ~っと湧いてくるはずです。

 


『あ、プログラムだ。うわぁ~~っ! 吐きそう。』

ってならずに、難しく考えないでくださいね。
(過去の僕もそうだったので、気持ちはわかります)

今まで取り上げてきたサンプルのフローチャートをプログラム化しただけです。
じっくり見ると、スッと頭に入ってくるかと思います。
では、サンプルのフローチャートとプログラムを見比べましょう♪
※サンプルのプログラム言語はVBAを取り上げます

【サンプルのフローチャート】

【サンプルのプログラム】

プログラム言語VBAの構文です。フローチャートと見比べてみよう♪

  • if~then…条件/分岐
  • do~loop…繰り返し

n = 1
do
    if n > 5 then
        exit do
    end if
    s = s + n
    n = n + 1
loop
SEおっさん
SEおっさん
いかがじゃったかのぅ。
おわかり頂けたかのぅ?
フローチャートとプログラムが
構造で対応してるのがイメージできたよ!
たろちゃん
たろちゃん

初心者のうちは、プログラム言語の構文が解らないコトも多いと思います。

でも、どの言語の構文も基本はフローチャートの構造である分岐・ループです。

つまり、フローチャートはプログラムそのもの。

『フローチャートがわかればプログラムがわかる』

と言っても過言ではありません。フローチャートを学んで損はありませんよ。

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フローチャートの書き方:まとめ

いかがでしたでしょうか?

フローチャートの書き方を5つの記号と3つの構造で説明いたしました。
振り返ってポイントをまとめてみましょう。

フローチャートの書き方
  • 記号を線でつなげる
  • 5つの基本記号を使う
  • 3つの構造を使う
 
フローチャートの基本記号
  1. 端子(開始・終了)
  2. 矢印
  3. 処理(四角)
  4. 条件分岐(ひし型)
  5. 繰り返し(台型)
 
フローチャートの基本構造
  1. 順次構造
  2. 選択構造(条件分岐・IF文)
  3. 反復構造(繰返し・ループ)

最後に…

フローチャートは誰でも簡単にかけて、プログラムを理解を深める素晴らしいツールです。
フローチャート書き方を是非マスターしてみてください。

基本をマスターしたら、「線形探索」や「バブルソート」をフローチャートで書いてみましょう。
プログラミングの楽しさが、段々とわかってくると思います。

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更に…

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あなたがフローチャートと関数を学んで、素晴らしいプログラマーへの階段を歩むことを切に願っています。

SEおっさん
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